整合限界点の計器高度を計算するための式を備忘録として掲載します。
面倒なので途中式は省略しています。
導出の式は以下のようになります。3段階で導きます。気温や気圧は考慮していません。
①→②→③の順に数字を入れていくだけです。
整合限界点の計算方法(結論)
①y={p×tanθp-A×tan3°-(p-A)×tanθR}÷(tan3°-tanθp)
②X=(y+p)×tanθp
③(整合限界点[ft])=X-p×tanθR+(滑走路末端標高)
p:PAPIの滑走路末端からの位置(ft)
A:Aiming point(ft)
θp:PAPIの色が変わる角度(°)
θR:滑走路の傾斜(°)※
※Down slopeは「+」、Up slopeは「-」
※単位は[%]ではないことに注意
例)函館空港RWY30の「○●●●」の高度
p=1765(ft)
A=1312(ft)
θp=2.83°
θR=0.458°
滑走路末端標高=151ft
①y={1765×tan2.83°-1312×tan3°-(1765-1312)×tan0.458°}÷(tan3°-tan2.83°)
②X=(y+1765)×tan2.83°
③(整合限界点[ft])=X-1765×tan0.458°+151
これを計算すると471ftとなります。
また、これは計器高度で対地高度ではありません。
ちなみに③の答えから滑走路末端高度を引くと滑走路末端からの対地高度になります。
ちなみに4redの高度を出したいときにはθp=2.5°として計算するだけです。