Jです。
航空大学校過去問解説です。
他の年度の過去問解説もありますのでブログの「航空大学校過去問解説」からチェックしてみてください。
毎年同じような問題なので傾向と対策は立てやすいかと思います。
でも、ただ解くだけではなく、できるだけ最短の解き方をしています。
僕の解説のように解けば余った時間を他の問題に回すことができると思います。
目次
問1【時事問題】答え③
航空大学校HPより引用
当時の時事ネタ。
数年経ったらめちゃくちゃ難しい。
深入りはしません。
問2【時事問題】答え②
航空大学校HPより引用
問3【航空知識】答え④
航空大学校HPより引用
「2030年問題」とは2030年になるとパイロットが大量に不足するという問題。
今後のパイロットの確保が課題。
問4【時事問題】答え④
航空大学校HPより引用
問5【地学:地球温暖化】答え③
航空大学校HPより引用
地球温暖化は少し調べればいろいろ詳しく出てくるので最低限は押さえておくこと。
問6【気象:天気図】答え②
航空大学校HPより引用
(ア)(エ)が正しい。
問7【物理:等加速度直線運動】答え(a)②.(b)②
航空大学校HPより引用
4.0秒後に落ちてくるということは頂点までは2.0秒で到達する。
問8【物理:エネルギー保存則】答え⑤
航空大学校HPより引用
問9【物理:運動方程式】答え③
航空大学校HPより引用
力学の基本:運動方程式は物体ごとに個々に立てること。
問10【物理:力のモーメント】答え④
航空大学校HPより引用
問11【物理:熱力学】答え(a)②.(b)①
航空大学校HPより引用
ポイントは2つ。
①ボイル・シャルルの法則を使うときの温度の単位はケルビン[K]にする
②圧力とは何かを押さえる。圧力[Pa]とは1m2にかかる力[N]のこと
問12【物理:波動】答え⑤
航空大学校HPより引用
これも選択問題なので正直に解く必要なし。
元の式訳わからなくても解ける。
問題の作成者は選択肢で情報を与えすぎ。
せめてもっとうまく選択肢作れよと思う。
問13【物理:電気回路】答え④
航空大学校HPより引用
問14【物理:クーロンの法則】答え②
航空大学校HPより引用
ベクトルの問題。
問15【物理:電磁気】答え(a)⑤.(b)④
航空大学校HPより引用
まずは磁束密度とは何なのかを理解しましょう。
磁束密度の単位T[テスラ]も合わせて理解しましょう。
問16【数学:因数分解】答え①
航空大学校HPより引用
分からなくても最悪(1)~(5)の選択肢を展開していけば正解はできる問題。
xの方程式だと思って式を整理する。(別にyでも良い)
たすき掛けの因数分解の問題。
(与式)=2x2+(py+4qy+22)x+2pqy2+(9p+8q)y+36
=2x2+(py+4qy+22)x+(py+4)(2qy+9)
=(2x+py+4)(x+2qy+9)・・・答え(1)
問17【数学:不等式】答え③
航空大学校HPより引用
f(x)=x2-2mx+3とおく。
f(x)=(x-m)2-m2+3 となる。
軸がx=mということが分かる。
①軸が-1よりも小さい場合(m<-1)
②軸が-1以上3以下の場合(-1≦m≦3)
③軸が3よりも大きい場合(3<m)
以上の3通りに場合分けして考える。
問18【数学:図形】答え(a)④.(b)④
航空大学校HPより引用
図形の問題が分からないときには、辺の長さや角の大きさをとりあえず出していく。
問19【数学:指数関数】答え⑤
航空大学校HPより引用
a-1=1/a、(ax)y=axy、ax・ay=ax+y使って元の式を変形していく。
問20【数学:微分】答え⑤
航空大学校HPより引用
ひたすら計算する。
f(x)=x3なので
f(a+2h)-f(a-h)=(a+2h)3-(a-h)3
=a3+6a2h+12ah2+8h3-a3+3a2h-3ah2+h3
=9a2h+9ah2+9h3
問21【数学:三角関数】答え③
航空大学校HPより引用
a3+b3=(a+b)(a2-ab+b2)
=(a+b)(a2+2ab+b2-3ab)
=(a+b){(a+b)2-3ab}
この変形を使う。
問22【数学:回転体】答え→全員正解として処理
航空大学校HPより引用
たまにある全員正解問題。
こういうこともあるのでやっぱり分からない問題は飛ばして最後に解くと良いと思う。
問23【数学:ベクトル】答え①
航空大学校HPより引用
問24【数学:指数対数関数】答え(a)④.(b)③
航空大学校HPより引用
(a)
20分ごとに2倍なので1時間で8倍(23倍)になる。よって答えは(4)。
(b)
1億=108
5×23T=108になるTを求めればよい。
両辺log10を取る。
log10(5×23T)=log10108
⇔ log105+log1023T=8
⇔ log105+3Tlog102=8
⇔ 0.6989+3T×0.301=8
⇔ T≒8.08
8時間の時点では1億は超えていない。よって9時間が1番近い。
問25【数学:積分】答え⑤
航空大学校HPより引用
2乗を展開して計算していければ解けるタイプの問題。
(x3+ax+b)2=x6+2ax4+2bx3+a2x2+2abx+b2 となる。