Jです。
今回ですけども、不景気でもパイロットの採用が無くなっていない理由を説明したいと思います。
パイロットはすぐには育たない
飛行機について素人の人をパイロットに育て上げるまではかなりの時間がかかります。
平均で大体5年はかかります。
詳しく書いている別の記事がありますのでそちらを参考にしてください。
パイロット訓練生として採用したとしても、その人がパイロットとして飛び始めるのは5年後です。
つまり、今採用しているのは5年後のパイロットなのです。
今不景気だからといって採用をやめたらどうなるでしょう?
後からパイロットが足りなくなることは目に見えています。
よって採用はストップしないのです。
世界的なパイロット不足
世界的にパイロットの人数は足りていません。
実は、世界のエアラインでパイロットの争奪戦が繰り広げられています。
某C国のエアラインはお金に物を言わせてパイロットを各国の航空会社から引き抜いているという話もあります。
そうした背景があるので各航空会社はたとえ景気が悪かったとしてもパイロットの採用はやめません。
景気が良くなったときに大量に採用しようと思ってもパイロットの絶対数が足りないためそれは無理なのです。
あきらめなければチャンスはある
たとえ景気が悪くても、あきらめなければ必ずチャンスはあります。
ライセンサーであればなおさらです。
日本航空(JAL)が潰れた時に、すでに採用された訓練生は当初は「訓練に投入されることはない。パイロットになるためには辞めて他社に行くしか方法はない」と言われていました。
しかし、数年後その人たちは訓練に投入が決まり、今ではJALのパイロットとして飛んでいます。
情勢がコロコロ変わるのが航空業界です。
けっしてあきらめないでください。
必ずチャンスは来ます。