Jです。
今回ですけども、質問【一緒に乗務したくない人いますか?】これに答えていきたいと思います。
まずは答えからです。
答え:います。
飛行機は2人で飛ばします。
しかし、一緒に飛ぶ人は毎回のフライトごとに変わります。
人間なので当然合う合わないはあると思いますが、いちいちそれで衝突していたら仕事は務まりません。
相手が誰であれ同じように仕事ができるのがプロですよね。
しかし、中には常識を超えた人間性を発揮してくる人(悪い意味で)がいます。
目次
タイプ別乗りたくない人
この人とたくさん乗りたいと思うような人から、2度と乗りたくないと思う人まで幅広いです。
割合的には2割がとてもいい人(通称神という)で毎回この人がいいなと思うような人で、7割が普通で、残りの1割が性格に問題ありの人かなという感じです。
つまりほとんどがいい人です。
一緒に乗務したくないとこちらが思う人はめったにいません。
パイロットに限らず、嫌な人が若干数いるのはどの職場でも同じではないでしょうか?
せっかくなので一緒に乗りたくない人をタイプ別に分析してみました。
①パワハラタイプ
とにかく威圧的でよく怒ります。
マウントを取ってくる感じですね。
昔はこのタイプが非常に多かったといいます。どこの業界も同じですね。
こういう人は自分が偉いと勘違いしており、さらに自分は絶対的に正しいと思っているから手に負えません。
自分よりもキャリアが下の人からは何も得るものはないと思っています。
当たってしまったら学ぶことはないので反面教師にするしかありません。
②口述タイプ
ねちねちと知識確認をしてくる人です。
「これ知ってる?」とポップに言って教えてくれる人であれば全然いいのですが、ここで言う口述タイプはそれとは違います。
「なんで知らないの?勉強しろよ。舐めてんの?」みたいにねちねちと説教したいだけなのです。
こちらもマウントを取りたいのでしょうか?
そういう人に当たったら一応言っている内容は正しいので素直に吸収させてもらって、お説教の部分は受け流すのが賢い対処法です。
利用してやりましょう。
③気分屋
明らかに不機嫌な気持ちを表明してくる人がたまにいます。
こちらにどうしてほしいのかは全く分かりません。
大人であれば自分の機嫌は自分で取ってほしいです。
そのフライトが終わればサヨナラなところがこの仕事の良いところ
普通の会社で合わない人がいたら毎日顔を合わしてうまくやっていかなければなりません。
しかし、パイロットの仕事は毎回1便1便完結しています。
そのためどんなに合わない人と飛んでもその一連のフライトが終わったら顔を合わせることはありません。
それがこの仕事の良いところです。
そう思って割り切っています。