航空大学校には、主に以下の4つの課程があります。
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宮崎座学課程
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帯広フライト課程
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宮崎フライト課程
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仙台フライト課程
今回の記事では、これらの中で「どの課程が一番大事か」について、航大卒業生として解説したいと思います。
なお、航空大学校だけでなく、航空会社の自社養成パイロットの訓練もこれとほぼ同じようなカリキュラムになっています。まずは座学から始まり、自家用レベルのフライト課程、事業用課程、そして多発・計器飛行証明の取得へと進んでいきます。
これからパイロット訓練に臨む方は、ぜひ参考にしてみてください。
エアラインパイロットになって今思うこと
過去を振り返ったとき、僕が「一番大事だったな」と強く思うのは、やはり宮崎座学課程です。
ここでは、今後のパイロット人生で一生使っていく知識の基礎を学びます。だからこそ、全力で打ち込むべきだと思っています。その理由を、これまでの経験則を踏まえて説明します。
座学は全ての基礎になる
例えば野球を全く知らない人が野球をする場合、まずはルールを覚えると思います。
ルールを知ってから、その後バッティングが上手くなるにはどうすればよいか、どうすれば球速が上がるか、コントロールが良くなるかを研究すると思います。
フライトも全く同じです。
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飛行機はどうして飛ぶのか
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空を飛ぶためのルールや航空法規
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機体システム
- 航空交通管制
こうした基本知識を徹底的に叩き込むのが、宮崎座学課程です。
次のフライト課程は、この座学で得た知識があることを前提に進められます。ここで学ぶ知識は、単に試験をパスするためだけでなく、パイロットとして生きていく上で一生使い続ける基礎となるものです。
航空大学校を卒業し、エアラインに就職したあとも、この知識をベースにして新しいスキルを積み上げていくことになります。
各課程で積み残しをしない
前述のとおり、座学で学ぶ知識は今後のパイロット人生のすべての土台となります。
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宮崎座学課程(パイロット人生の出発点)
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帯広・宮崎・仙台の各フライト課程
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航空会社入社後の副操縦士昇格訓練
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機長昇格訓練
このように、訓練が進むにつれて求められるレベルは上がっていきますが、ベースにあるのは常に最初の座学です。
経験上、座学で大きくつまずいてしまった人は、その後のフライト課程でも苦戦する傾向が強くあります。
フライトが始まると、毎日のフライトの予習・復習やイメトレ、その都度新しく覚えるべきことに追われ、常に忙しい状態が続きます。これは航空会社の自社養成カリキュラムでも同じでしょう。
「初めが肝心」です。
ぜひ、すべての教科で100点を取りに行くつもりで、宮崎座学課程を駆け抜けてください。