Jです。
今回ですけども、質問に答えていきたいと思います。
質問はこちらです。
「パイロットって結婚してない人が多いですか?また、皆さん何歳くらいで結婚するのですか?FO(First Officerの略=副操縦士)になったあとでしょうか?」
人それぞれという答えは元も子もないので僕の感覚で答えます。
パイロットの結婚のタイミング
パイロットになるまでにはいくつかのステップがあり、そのステップの区切りがつくごとに結婚に踏み切る人が多いです。
まず初めのタイミングは就職と同時に結婚するタイプです。
当然入社しただけではまだパイロットとして乗務はできません。
このタイミングで結婚して副操縦士昇格訓練は落ち着いた環境で行うといった感じです。
次のタイミングは副操縦士に昇格したタイミングです。
副操縦士に昇格すれば給料も大幅に上がるのでそのタイミングに結婚に踏み切る人が多いです。
逆に言えば上の2つのタイミングで結婚しなかったらそれ以後は仕事上で分かりやすい区切りはありません。
その場合は晩婚化する傾向にあります。
機長でも結婚していない人はたまにいます。
多くのパイロットは結婚している(結婚したことがある)
結婚するタイミングは
①入社後訓練前(25歳前後)
②副操縦士昇格訓練直後(28~30歳前後)
③ずーっと後
の3パターンでした。
割合的には①が3割、②が6割、③が1割といった感じです。
したがって約9割のパイロットは早々に(少なくとも30歳前半までに)結婚しているということになります。
しかし、パイロットは離婚率がブチ抜けて高いため、1周(もしくは2周)回って独身の人も多くいます。
まとめると、「パイロットは早めに結婚するか遅く結婚するか2極化傾向にあるが、早めが多い(9割)という印象です。ただし、離婚率が高いので、リアルタイムで結婚している人が多いかは疑問」という答えになります。