Jです。
航空大学校は4つの課程があります。
①宮崎座学課程
②帯広フライト課程
③宮崎フライト課程
④仙台フライト課程
今回ですけども、どの課程が1番大事かを書きたいと思います。
4択です。
どれでしょうか?
僕が1番大事だと思う課程は、1番最初の宮崎座学課程です。
ここは全力で頑張った方がいいです。
その理由を説明します。
座学あっての実技
例えば、野球を全く知らない人が野球をする場合、どうするでしょうか?
まずはルールを覚えると思います。
野球は9人でやること、ピッチャー・キャッチャーなどのポジション、攻撃と守備を交互に9回やるなどを覚えなければお話になりません。
ルールを知ってから、その後ボールをバットでうまく打つためにはどうすればいいか、どうすればコントロールよく投げられるかを研究すると思います。
ルールを覚えるのが座学です。そして、実際に投げたり打ったりするのが実技です。
グラウンドに立って野球の練習をする以上、教える側はルールは当然知っている前提で話をします。
その時に、実はルールを覚えてなかったとしたら先に進めません。
フライトも同じで、空を飛ぶための最低限のルールを覚えるのが宮崎座学課程です。
そして、実際に飛ぶのが帯広以降のフライト課程です。
各課程で積み残しをしない
航空大学校の座学で学ぶ知識はこれから先のパイロット人生で基礎になるもので、一生使う知識になります。
その後の帯広・宮崎・仙台での訓練はその知識の上に成り立っています。
帯広課程では宮崎座学課程の知識があることを前提に訓練します。
その後、課程が進むにつれてそれより前の課程の内容を習得した前提で訓練が進んでいきます。
各課程でやるべきこと・学ぶべきことは多いため、それより前の課程で積み残しをしてしまうと、その後の課程で巻き返すには相当苦労することになります。
従って、1番初めの座学課程が最重要ということになります。
「初めが肝心」という言葉がまさにその通りです。
フライトに限らずなんでもそうだと思います。