Jです。
今回ですけども、航空無線通信士の国家試験について書きたいと思います。
パイロットは無線を使います。
無線を使うにも資格が必要で「航空無線通信士」という資格が必須です。
航空大学校での訓練も当然無線を使うので必ず必要になってきます。
目次
航空無線通信士の資格を取る方法は2つ
航空無線通信士の国家資格を取る方法は以下の2通りです。
方法①:航空無線通信士の講座を申し込む
方法②:自分で国家試験を受けて合格する
方法①:航空無線通信士の講座を申し込む
何日かの集中講座を受けていき、その講座の最後に修了試験があり、それに受かれば資格がもらえます。
内容を手取り足取り教えてくれて、試験までやってくれ、申請の手続きもやってくれます。
しかし、この方法は僕はおすすめしていません。
絶対にやらないようにしてください!!
理由は費用がバカ高いからです。
どこの団体でやるかによりますが、数十万円の費用がかかります。
はっきり言って、数十万円かけて取るような試験ではありません。
国家試験に自分で申し込む方法だと受験料の9000円ちょっとしか費用はかかりません。
あとは過去問を本屋さんでテキストを購入する金額ですかね。
こみこみで10000円ちょっとで取れるのにわざわざ数十万円払うのは馬鹿らしくありませんか?
検索したところ某団体は24万円と書いていました。たけーよ。
方法②:自分で国家試験を受けて合格する
自分で勉強して自分で国家試験を受ける方法です。
これが1番シンプルで安くて最短の方法です。
注意点は航空無線通信士の国家試験が年に2回しかないということです。
年に2回しかないので1回不合格になると半年は受けられないということになります。
ここで気になるのは国家試験の難易度ですよね。
航空無線通信士の国家試験の難易度
はっきり言います。
合格するだけならめちゃくちゃ簡単です。
理由は問題形式が選択問題であり、かつほとんど過去問と全く同じ問題が出るからです。(選択肢も同じ)
ちなみに選択肢は同じですが順番は違います。
航空無線通信士の過去問を書店で購入して、内容を理解していなくても問題と正解の選択肢を覚えれば正解できるのです。
これなら小学生でも受かります。
数問新しい問題が出ますが、例えそれを落としても他の過去問と同じ問題をしっかり取れば不合格にはなりません。
こんなに簡単なのに数十万円払う意味が分かりません。
航空大学校仙台課程までは航空特殊無線技士でもOK
無線の資格に航空特殊無線技士というものがあります。
航空特殊無線技士は、航空無線通信士の資格をダウングレードさせた資格です。
航空無線通信士を持っていれば航空特殊無線技士で行える業務も行うことができるため、航空無線通信士の資格があれば航空特殊無線技士の資格は必要ありません。
実は仙台課程まではこの航空特殊無線技士で足りるのです。
しかし、どうせ仙台課程で航空無線通信士の資格は必要なので初めから航空特殊無線技士ではなくて、航空無線通信士の資格を取っておいた方がいいと思います。
車の免許を取れば原付も乗れるのに、わざわざ先に原付の免許を取ってから後で車の免許を取るようなものです。
初めから車の免許取ればいいですよね。
わざわざ航空特殊無線技士を取るのは受験料の無駄です。
大は小を兼ねるのです。
ちなみに航空特殊無線技士の国家試験は年に3回あります。
帯広フライト課程までに航空無線通信士の試験が無い場合は、一時的に航空特殊無線技士の資格を取っておいて、仙台課程までに航空無線通信士の試験に合格するという作戦もありますね。
でも、在学中は訓練に集中したいのでできれば入学前に取っておいた方がいいと思います。
まあ仙台課程で航空無線通信士持ってなくても回期落ちするだけで、フェイルはしないらしいんですけどね。(あくまでウワサです)