ここだけのパイロットの話

教官は訓練生の操縦を見ればその人が女性にモテるかどうかが分かるらしいです

投稿日:


Jです。

 

今回ですけども、航空大学校の訓練中に教官が言っていたことを書きたいと思います。

それは操縦を見ればその人が女性にモテるかどうかわかると言うことです。

はじめは絶対嘘だろと思っていましたが、どうやら同期を見ているとモテているやつは操縦もうまかったです。

 

飛行機の操縦がうまいやつは女性にモテる説

よく教官に飛行機を女性をあつかうようにあつかえと言われました。

要は優しくしろということです。

確かに飛行機は繊細です。微妙な力加減が必要な時もあります。

下手な操縦をした時は教官に怒られます。

 

教官「お前モテんやろ」

訓練生「はい!」

教官「『はい』ちゃうわwちゃんとやれ」

 

こんな感じです。

 

この説の理由を考察

ところで、飛行機を雑にコントロールするとどうなるのでしょうか?

 

実は雑にコントロールした場合でも、人間の力ごときでは飛行機は壊れない強度を持っています。

しかし、雑なコントロールをすると非常に不快なGが発生します。

車でいう急ブレーキ、急発進、急ターンを考えていただくとわかりやすいかと思います。

車ではGがかかるのは横方向と進行方向だけですが、飛行機はこれに加えて垂直方向があります。

つまり、雑なコントロールをするとお客様が乗り物酔いをしてしまいます

パイロットはお客様の乗り心地を考えて操縦するように常に教えられます。

これは大型機になればなるほど気をつけなければなりません。

ただ目的地まで連れていけばいいということではないのです。

 

Gをかけない優しい操縦は常に他人のことを考えていないとできないと思います。

日頃から雑で自分勝手な人が飛行機の操縦時にのみ他人のことを考えるのは無理です。

日頃から他人のことを考えて行動している人は仕事でも他人の目線に立ったサービスを行うことができます。

 

確かに自分勝手な人は操縦も自分勝手(下手)です。これは正しいと思います。

一般的に自分勝手な人はモテませんよね。

 

結論、他人への気配りができて仕事ができる人が操縦もうまく、同時にそういう人はモテる。ということなのでしょうか。

 

僕はそう解釈しています。

この説はある程度正しいのかもしれません。


-ここだけのパイロットの話
-

執筆者:

関連記事

英語の最短の上達方法[急がば回れ]

Jです。 「英語ってどうやって勉強してますか?」という質問はめちゃくちゃよく聞かれます。 今回ですけども、英語の勉強法について答えていきたいと思います。   1番大事なのは発音 英語を勉強す …

航空大学校に入るのに大学中退でいいか、大学を卒業後入るべきか

Jです。 この記事はパイロットの学歴についてです。 航空大学校は大学2年終了見込みで受験できます。 大学在学中に合格したらそのまま航空大学校に進学することになりますが、そうすれば大学は中退となります。 …

パイロットって薬飲んじゃダメなの?

Jです。   今回ですけども、質問「パイロットって薬飲んじゃダメなの?」これに答えていきたいと思います。   原則は飲んだら乗るな パイロットは自身が服用する薬にも気を遣わなければ …

Visual Approach(視認進入)について

Jです。 今回ですけども、最もシンプルにもかかわらず、奥が深くて難しいVisual Approach(ビジュアルアプローチ)について書きたいと思います。 アプローチ方式の種類 まずはApproachと …

パイロット採用の面接で何を見てるんですか?

Jです。   今回ですけども、質問【パイロットの採用面接で何を見ているんですか?】これに答えていきます。 パイロットの採用では面接官に必ず現職のパイロット(機長)が含まれます。何を見ているの …