Jです。
今回ですけども、試験前の過ごし方についてです。
パイロットになるまでには様々な試験を受けていかなければならず、なったあとも定期的に試験を受け続けなければなりません。
その試験当日を少しでも楽に迎えるために試験の1日前の過ごし方を紹介します。
考え方についてはパイロット関係なく、センター試験、高校・大学入試などの試験についても使えます。
出題範囲は無限
パイロットの試験の話に限れば出題範囲なるものはありません。
審査官が聞きたいことを質問してきます。
絶対に覚えておかなければならない最低限のことを押さえてしまえばあとは何を聞かれるかは分かりません。
何を言いたいかというと、いくら勉強しても完璧になることはないということです。
したがってある程度勉強したらどこかでそれ以上の勉強を諦める必要があります。
何を聞かれても大丈夫という完全な状態で試験に臨むことはできないのです。
あなたはどっちのタイプ?
さて、試験勉強に対するスタンスは大きく2つのスタンスがあると思います。
「ギリギリまであきらめずに直前まで勉強するタイプ」と「やることをやったらあとは運任せにして開き直るタイプ」です。
これらのスタンスは休憩時間の過ごし方にも現れます。
前者は試験日の休憩時間も必死でノートを見返しているでしょう。
一方後者は休憩時間は寝ていると思われます。
ちなみに僕は後者です。
試験の2日前までは頑張って前日はさっさと寝る
あくまでこれは僕の個人的な意見です。
僕はまずは絶対に覚えないといけないことを先に覚えて、試験の2日前までは勉強を頑張ります。
そして、前日は軽く勉強をしたら後は諦めて寝ます。
やろうと思えば範囲は無限なのでいくらでも勉強できます。
しかし、それをあえてやらず寝ます。
その理由を説明します。
理由は2つあります。
睡眠不足で頭が回らないほうが試験で不利になる
パイロットの試験は知識確認だけではなく実技も同時に行われます。
したがって睡眠不足は大敵です。
過去の経験から、前日にちょっと多めに勉強して得られるにわか知識と睡眠不足で被る損失を比べた時に、睡眠不足の損失の方が大きいという結論になりました。
睡眠不足で試験に行くことはやめた方がいいと思います。
直前に勉強したら気持ちが焦る
もう1つの理由は、直前に勉強をしたら知らないことが出てきて焦るということです。
これは皆さん経験があるかもしれません。
出題範囲が無限ということは、やればやるほど知らないことが出てくるということです。
これも知らない、これも知らないという負のスパイラルに陥ります。前日だと時間が無くどうせすべてを調べて暗記することは無理です。
どうせ無理なら知らないほうがいいと思います。
焦って試験当日を迎えないために「もうやることはやった」と自分を騙して、あえて前日は早く寝るのです。