ここだけのパイロットの話

パイロット目指すなら最低限今からやっておいた方がいいこと

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Jです。

 

今回ですけども、パイロットを目指すうえでこれだけは今からやっておいた方が良いことを書こうと思います。

何だと思いますか?

なんならやろうと思えば小学生でもできることです。

 

やるべきたったひとつのこと

ここでは小手先のテクニックは言いません。

学生のうちにやってほしいこと、それは「自分の頭で考える」ことです。

義務教育は思考停止の指示待ち人間を作る仕組みなのでなかなか初めは難しいですが、やってください。

あとからめちゃめちゃ役になります。

 

今の世の中はSNSが発達して情報に溢れています。

その情報に踊らされずに自分に必要な情報だけを抜き出す能力が必要不可欠になってきます。

そして、その正しい情報を元に考えることが大事です。

 

具体的にどうすればいいか

いきなりそんな抽象的なこと言われても分からないという人のためにヒントを書いておきます。

本当はそれも自分で考えてほしいのでヒントだけです。

 

情報の質を精査すること

自分の頭で考えるにはまず正しい情報を得ることが必要不可欠です。

世の中の情報は3つに分けられます。

 

①一次情報

加工されていない生の情報のことです。

自分で直接体験したことがこのカテゴリーに入ります。

厳密にいうと違いますが、法律の原文や公式ホームページなどの情報もこれに近いです。

3つの情報の中でこれが最も貴重な情報で、信憑性が1番高い情報です。

[一次情報の例]
・自分が搭乗した便のCAが可愛かった
・鏡に映る自分がイケメンではない(たぶん鏡が壊れている)
・法律・規定の原文

 

②誰かが加工した情報

自分自身ができる体験はたかがしれているため、世の中のほとんどの情報はこれです。

テレビの情報は100%がこのカテゴリーに入ります。

 

一次情報を切り取って何者かが流している情報です。

その裏には必ず何か意図があるのです。

 

そして、このカテゴリーが最もタチの悪い情報です。

なぜなら、受け取り方によっては真実にも嘘にもなり得るからです。

例えば「あの機長めちゃくちゃ怖いから気をつけて」って言われて一緒に乗務してみたら怖いのは顔だけでめちゃくちゃいい人だったという話はよくある話です。

[例]
・テレビの専門家の意見
・先輩の試験対策資料(大体間違ってる、ふざけんな)→下手したら下記の③嘘の情報にカテゴライズされる
・機長(上司)の武勇伝

 

③嘘の情報

実は嘘の情報は溢れていますが、情報の発信者は自分で嘘だと言わないのでなんでも信じていると痛い目に逢います。

わざと人を騙すための情報もあれば、間違いや勘違いで結果的に嘘になってしまっている場合もあります。

例えば、ブログなどの情報は筆者が間違っていたり、勘違いしていれば情報としては真実ではなくなります。

[例]
・パイロット訓練生はモテる
・パイロットになったらモテる
・機長になったらモテる
・眼鏡やめてコンタクトにしたらモテる

 

情報は裏を取るクセをつけること

必ず情報の根拠は何かを考えるようにしてください。

できれば一次情報まで遡って確認するのが良いと思います。

パイロットの仕事はほとんどがその作業です。

誰かに言われた話は全て法律や規程のどこに書いてあるのかを確認します。

人の命を預かる以上、人が言っていた噂レベルの話を信じることはできません。

 

自分で調べられることは人に聞くべからず

自分で考えるクセがついたら自分で調べられることは人に聞かなくなります。

なぜなら、自分の欲しい情報がどこに載っているかが分かってくるからです。

そして、自分で簡単に調べられる情報を他人に聞くことは少なくともパイロットの世界ではNGです。

 

「パイロットになるにはどうしたらいいですか?」

「どうやったらモテますか?」

「航空大学校は社会人からでも行けますか?」

 

これらは調べれば分かりますよね?

モテない理由も人に聞かずとも分かるはずです。

もしこれらの質問に嘘の受け答えをされたらどうするんですか?

 

質問はまず自分で調べて、それでも分からないことを聞くんです。

 

ともあれ、学生はまだパイロットではないので徐々にできるようになっていけばいいと思います。

将来訓練に入った時に相当楽になると思います。

 


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