Jです。
今回ですけども、パイロットの仕事をしていく上で大事なことをまとめてみました。
もしかしたら、パイロットだけでなく他の職種にも当てはまるかもしれません。
僕は大きく分けて3つあると思っています。
これらさえ忘れなければ大丈夫!
さて、その3つをいきなり発表してしまいます。
以下の3つです。
②他人のアドバイスを素直に受け入れること
③決してブレないこと
え、こんなこと?パイロットじゃなくても当てはまるじゃん。と思ったかもしれません。
しかし、この当たり前に見えることが意外にみんなできておらず、悩んでしまう人が多いのです。
①人は人。自分は自分。他人と比較しないこと
まずはひとつめです。
これは「言うが易し、行うが難し」の典型です。
当たり前ですが、人にはそれぞれ得意分野と苦手分野があります。
例えば、操縦が天才的なひともいれば、頭脳が素晴らしい人もいます。
そしてどの分野においても必ず上には上がいます。
パイロットの仕事においては他人と比較しても意味はありません。
他人との勝負ではないからです。勝ち負けもありません。
自分より優れている分野を持っている人がいたら、それを教えてもらって自分もスキルアップすればいいのです。
パイロットの文化は蹴落とし合いではなく、みんなで協力して高め合っていく文化なので自分よりも優秀な人がいるというのは喜ばしいことなのです。
パイロットの仕事は、いち平社員にもかかわらず裁量が大きく、自分のカラーを存分に発揮することができます。
自分の個性(長所)を生かしたパイロットになるのが1番いいと思います。
②他人のアドバイスを素直に受け入れること
次にふたつ目です。
仕事(もしくは訓練)をしていると、教官や先輩方からいろいろなことを教えてもらうことがあると思います。
時には自分を否定されたと思ってムッとすることもあるかもしれません。
しかし、アドバイスをしてくれる人は良かれと思って言ってくれています。
「好き」の反対は「嫌い」ではありません。「無関心」です。
先輩の立場からすると、アドバイスしても反論ばかりする人に教えたいと思わないでしょう。
反論ばかりする人はそのうち誰からも見捨てられて、間違っていたとしても何も言われなくなってしまいます。
「言われるうちが華」という言葉の通り、アドバイスをもらったらその時は素直に受け入れましょう。
ただし、納得する必要はありません。
一度アドバイスとして受け入れて、それを採用するかどうかは後から考えればいいのです。
教わり上手な人は成長も早いです。
③決してブレないこと
3つの中で最後の「ブレないこと」というのが最も重要だと思ってます。
これは自分がパイロットとして仕事をする上で必ずポリシーを持って仕事するということです。
仕事をする上で、人によっては180°違うことを言ってきます。
そんな時でも自分の中で幹を持っていればブレることはありません。
②の「アドバイスは素直に受け入れる」と逆のことを言っていると思う方もいるかもしれません。
あくまでもアドバイスは素直に受け入れます。
ここではアドバイスを受け入れた後の話をしています。
アドバイスをもらってそのアドバイスを採用するかどうかは自分で考えなければなりません。
その時にブレブレの人は「Aさんはこう言ったけど、Bさんは違うこと言ってたな・・・どうしよう」となって悩んでしまいます。
自分の考えをしっかり持った人は、そこで悩まずにAさんのアドバイスを採用するか、Bさんのアドバイスを採用するか、もしくはどちらも採用しないかを選択することができます。
このように自分なりの考えを作り上げていくことはすぐにできるものではありません。
長い間あれこれと様々なことを試しては捨てての繰り返しです。
最初の方は知らないことの方が多いのでアドバイスをもらったらそれが全てだと思いがちです。
しかし、そのうち自分の考えが固まってきたらうまく取捨選択ができるようになります。
それができるようになったら一人前と言われています。
以上
②他人のアドバイスを素直に受け入れること
③決してブレないこと
3つの大事なことについてでした。